東北ユースベンチャー

アショカ東北ユースベンチャーは、「東北の未来のために何かしたい」と思う若者(12歳〜20歳)に試行錯誤の場を提供する取りくみです。

参加する若者には、自分自身が具体的に取り組むアイデアを「活動プラン」にまとめ、パネル発表会で発表してもらいます。選考された若者は「アショカ東北ユースベンチャラー」として認定され、アショカ・ジャパンの提供する一年間の環境のなかで責任を持って活動プランを継続することを約束します。


アショカ・ユースベンチャラーとして認定されるとー

  1. 活動立ち上げ資金(シードマネー)として10万円が提供されます。
  2. ユースベンチャラーたち(2013年10月時点で32チーム/約160人)が成すコミュニティのメンバーとして歓迎します。
  3. 1年の活動期間中、必要に応じてアドバイスします。
  4. 年3回のアショカフェロー来日の際、フェローとユースベンチャラーとの集いの場を提供します。
  5. アショカ・ジャパンが主催するイベントに無料で参加することができます。
  6. 海外のユースベンチャラーと交流するチャンスを提供します。

 

2011年3月の震災の後、岩手県の88%の小中高生が「自分の町のために何かしたい」と答えたというアンケート調査結果があります。今、日本の若者は強い意志と大きなエネルギーを持っています。この意志とエネルギーの受け皿となり、彼らの想いを目に見えるプロジェクトにしていくために、アショカ東北ユースベンチャーを立ち上げました。

アショカ東北ユースベンチャーでは、2016年までに150人の東北ユースベンチャラーのネットワーク作りを計画しています。



  1. 東北ユースベンチャーに参加を希望する方は、最初に下記の応募資格を良く読んでください。
  2. <応募資格>
    ・プロジェクト開始時点で、満12際〜20歳であること
    ・活動プランを2人以上のメンバーで取り組むこと
    ・活動プランを1年間やり遂げる強い意志を持っていること

  3. 東北ユースベンチャーに申し込むには、名前学校名学年電話番号Eメールアドレスを記載の上、
    活動プランのアイデアを一枚にまとめてEメールに添付し、
    件名を【東北ユースベンチャー参加申込み】として、
    japan@ashoka.org(担当:矢部)まで送ってください。

    折り返し、アショカ・ジャパンから書いていただいたEメールアドレスに連絡をさせていただきます。




第25回ユースベンチャーパネル審査会

日程:2016年10月29日(土)
パネリスト:小野寺正一氏(教育者)、早川輝氏(NPO法人事務局長)、古山隆幸氏(一般社団法人代表)

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第24回ユースベンチャーパネル審査会

日程:2016年9月24日(土)
パネリスト:栗栖恭三氏(教育者)、石本めぐみ氏(NPO法人代表)、高尾正樹氏(社会起業家)

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第23回ユースベンチャーパネル審査会

日程:2016年5月14日(土)
パネリスト:下村達志氏(まちづくり会社)、中野圭氏(漁師・NPO法人代表)、常陸奈緒子氏(NPO法人)

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第22回ユースベンチャーパネル審査会

日程:2016年3月19日(土)
パネリスト:宇井孝司氏(演出家・脚本家)、小澤いぶき氏(医師・社会起業家)、Ken Hill氏(教育者)

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第21回ユースベンチャーパネル審査会

日程:2016年2月21日(日)
パネリスト:伊藤聡氏(NPO法人代表)、大堀匠氏(地元企業)、斎藤信太郎氏(教育者)

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第20回ユースベンチャーパネル審査会

日程:2015年11月1日(土)
パネリスト:武野昭氏(起業家)、長尾ひろみ氏(教育者)、西川耕平氏(教育者)

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第19回ユースベンチャーパネル審査会

日程:2015年9月26日(土)
パネリスト:鈴木寛(教育者)、浜田宏子(パートナー企業)、箕輪憲良(企業CSR担当)

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第18回ユースベンチャーパネル審査会

日程:2015年8月22日(土)
パネリスト:川原夕輝(起業家)、佐藤寛志(NPO法人代表)

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第17回ユースベンチャーパネル審査会

日程:2015年6月20日(土)
パネリスト:相内洋輔(NPO法人)、佐々木秀之(社会起業家)、千葉伸一(事業家)

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第16回ユースベンチャーパネル審査会

日程:2015年3月28日(土)
パネリスト:川合正(教育者)、浜田宏子(アショカパートナー企業)、松田清人(投資家)

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第15回ユースベンチャーパネル審査会

日程:2015年3月22日(日)
パネリスト:及川武宏(起業家)、佐々木信秋(社会起業家)

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第14回ユースベンチャーパネル審査会

日程:2014年11月23日(日)
パネリスト:菅野祐太(NPO法人)、戸野塚厚子(教育者)、半谷栄寿(社会起業家)

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第13回ユースベンチャーパネル審査会

日程:2014年10月4日(土)
パネリスト:上田理恵子(社会起業家)、西川耕平(教育者)、布谷由美子(社会起業家)

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第12回ユースベンチャーパネル審査会

日程:2014年8月23日(土)
パネリスト:上原優子(教育者)、籠島康治(企業クリエイティブディレクター)、片田孫朝日(教育者)、早川輝(NPO法人代表)

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第11回ユースベンチャーパネル審査会

日程:2014年6月28日(土)
パネリスト:飯島博(社会起業家)、青沼愛(社会起業家・企業CSR担当)、最勝寺綾(企業事業開発室所属)

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第10回ユースベンチャーパネル審査会

日程:2014年5月31日(土)
パネリスト:Bill Carter(アショカ上級スタッフ)、曽根原久司(社会起業家)、林賢司(社会起業家)

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第9回ユースベンチャーパネル審査会

日程:2014年2月8日(土)
パネリスト:パネリスト:西川耕平(教育者)、青沼愛(社会起業家・企業CSR担当)、池田朋子(企業CSR担当)、中竹竜二(日本ラグビーフットボール協会コーチングディレクター)

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第8回ユースベンチャーパネル審査会

日程:2013年12月15日(日)
パネリスト:西川耕平(教育者)、長尾ひろみ(
教育者)、小池洋次(教育者)、森山健(社会起業家)

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第7回東北ユースベンチャーパネル審査会

日程:2013年10月5日(土)
パネリスト:笹川剛(弁護士)、足立聖子(ソーシャルワーカー)、村川高彦(企業内起業家)

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第6回東北ユースベンチャーパネル審査会

日程:2013年8月24日(土)
パネリスト:松田清人(投資家)、山本恵子(ジャーナリスト)、CliftonStrickler(弁護士)

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第5回東北ユースベンチャーパネル審査会

日程:2013年6月9日(土)
パネリスト:別府理佳子(弁護士)、和田明人(教育者)、志田淳(現東北ユースベンチャラー)

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第4回東北ユースベンチャーパネル審査会 + 第1回ユースベンチャーパネル審査会

日程:2013年4月20日(土)
パネリスト:川添高志(2013年選出アショカ・フェロー)、向田麻衣(社会起業家)、村田信弘(社会起業家)

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第3回東北ユースベンチャーパネル審査会 + 第1回東北ユースベンチャラー中間活動報告会

日程:2013年1月19日(土)
パネリスト:大木洵人(2012年選出アショカ・フェロー)、片柳淳子(投資家)、佐藤大(アニメーション脚本家)

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第2回東北ユースベンチャーパネル審査会

日程:8月4日(土)5日(日)@慶應義塾大学
パネリスト:大木洵人(2012年選出アショカ・フェロー)、セジャル・ハティ(社会起業家)、金井真介(社会起業家)、松田清人(投資家)、桑名由美(ビジネスコンサルタント)、佐藤大(アニメーション脚本家)


第1回東北ユースベンチャーパネル審査会

日程:2012年7月28日(土)29日(日)@気仙沼女子高校
パネリスト:片山ます江(2012年選出アショカ・フェロー)、御手洗瑞子(元ブータン政府首相フェロー)、熊平美香(教育者)、西出順郎(准教授)、西出優子(准教授)

 


ASHOKA YOUTH VENTURE'S BLOG OPEN!

ついにユースベンチャラーのブログが2013年7月よりオープンしました。様々な活動を行うユースベンチャラーたちのリアルな声をいつでもどこでも知ることができます。今の若者の声が聞きたい、ベンチャラーのアクティブな活動を知りたい、そんな方はぜひご覧ください。

http://ashoka-japan.org/youth/

 


武田 真由子(16)宮城学院高校1年

石巻に魔法をかけます

「地元の明日を想う」というコンセプトでつくられたドレスのファッションショーを石巻で行ないます。その一着一着のドレスには、デザインされた方の地元への想いがつまっています。モデルをする高校生たちにはそのバックストーリーを理解してもらい、ショーを見に来てくださった方へその想いを伝えてもらいます。そのほか、石巻の未来や希望というテーマでみんなでドレスをデザインするワークショップを企画しています。大好きな石巻を大好きなドレスで魔法をかけます!

米村 詩枝菜(16)常盤木学園高校2年

宮城県の隅々まで訪れてほしい

宮城県の各市区町村の特徴を表したキャラクターをデザインし、そのばしょに行くとダウンロードできるアプリ「宮城県観光アプリ『Go To』」を開発しました。宮城を訪れる観光客のほとんどは仙台圏内にしか行きません。もっと宮城県の魅力を知ってほしいと思い、自分が得意な絵を描くということを生かして、キャラクターをつくりました。今はアプリを多くの方に知っていただけるような広報を考え、たくさんの方に宮城県全域をまわってほしいと願っています。


木村 元哉(20)福島大学3年・湯澤 魁(20)明治大学3年

福島の今を知る

自分たちは原発事故が起きてからその収束までを見届けなくてはならない世代です。福島の今について、原発について、自分の目で確かめ、理解し、自分の言葉で話せるようになることが大切だと思い、学生対象のフィールドワークを行なっています。一方的に入ってくる情報だけではなく、同年代でいっしょに学び合える場をつくり、正しく怖れることができるようになってほしいと思っています。原発だけではない福島の生活を知ってもらえるよう、ツアーの企画を考えています。

山本 翔(16)盛岡中央高校2年

世代を超えた共同生活環境をつくる

盛岡に引っ越してきたばかりのとき、友だちも知り合いもいませんでした。そのとき、近所のおばあちゃんが、地元になじめるようにと同年代の子どもたちを出会わせてくれたりしれました。高齢者が地域の若者のためにできることもあれば、若者が高齢者のためにできることがあります。世代を超えて助け合っていくことができれば、どんな地域でも住みやすくなるのではないでしょうか。高齢者と若者が共同し、安心して生活できることを目指して、まずは、近所の高齢者のお宅を訪問し、お手伝いしています。


高田 駿佑(19)神奈川大学1年

いわき市に学生の輪を拡げる

東北大震災後、いわき市には元気がなくなったように感じましたが、その中でも笑顔でがんばり続ける大人の方々がいました。その姿を見て、学生でもできることをしようと思い、学生団体「CONNECT」を立ち上げました。設立後はイベントの運営を行なったりしながら地元を盛り上げる活動を行なってきました。時間が経ち、求められていることが変わってきています。その流れを受け入れつつ、今後も学生にできる活動を継続していきます。

右 大輝(21)大阪府立大学3年

災害後の悲しみをなくしたい

防災が当たり前になる社会になってほしいと願い、防災活動を行ないやすい仕組みをつくっています。防災活動を行ないたいがどうしたらいいかわからない、人手が足りない、という個人・団体のお手伝いをしたり、相談にのったりしています。防災活動が活発になり、防災に対する意識が高まっていけば、防災するのが当たり前となり、災害が起こっても、悲しむ人がいなくなる(減る)世界が来ると信じています。


小野寺翔(19)神奈川大学2年・阿部成子

ふるさと南三陸町で人と人とをつなぐ

昨年、ふるさとを離れて進学のために関東地方に来ました。周りには他地域出身の学生ばかりで、東日本大震災のことを覚えて、東北のためになにかしたいという声を聞きました。そこで、自分のふるさとである南三陸町の“今”を見てほしいと思い、地元の幼なじみたちといっしょに、ツアーを企画しました。ツアーでは、仮設商店街を見たり、伝統芸能や地元の産業を体験したり、現場で語り部を聞いたりしました。ツアーでは参加してくれた学生の意見を取り入れていきたいと思い、参加者と地元出身者とでプロジェクトMという団体を立ち上げ、それぞれの想いをカタチにする場をつくっています。

阿部将樹(18)東北芸術工科大学1年

高校生が夢を語れる場を

高校生のとき、高校生カフェを企画運営していました。このことを通して、さまざまな人と出会い、自分の視野が拡がりました。自分の夢や将来のことについて、より具体的に考えられるようになりました。夢をだれかに話そうとすることで、実現に近づくと思っています。しかし、自分が育った環境では、なかなか夢を口にすることはできませんでした。そこで、高校生たちに将来や夢(仕事ということだけではなく)について考えたり、語り合ったりできる場をつくりたいと思い、2016年3月に1回目の合宿を実施しました。合宿では、参加者は夜中まで話し続け、こういう場を欲しているんだと実感しました。


八重樫美里(17)盛岡中央高校3年

だれもが先生になれる

幼いときからダンスを習っていて、自分の習いたいジャンルを学ぶために東京まで来ることもあります。しかし、それをだれもができるわけではありません。私は地元のダンス友だちに、自分が東京で学んできたダンスを教え始めました。そのことをとおして、学びたいことを学べるような環境をつくっていきたいと思うようになりました。それぞれが得意なことを持ち寄って、お互いに先生になったり、生徒になったりすることで、学ぶチャンスをつくれば、自分の得意なこと、すきなことに気づけるのではないか。それぞれの得意を生かし合って、みんながヒーローになってほしいと思っています。

原田優香(21) 佛教大学3年

小さな想いを馳せる

東北と京都を「食」でつなげたいと思い、京都で東北物産展を開催しています。2年前、東北で出会った方の、「東北のことを忘れないで」という言葉が忘れられません。物産展では東北のものを販売するだけではなく、東北の現状とそこで生きる方たちの想いを伝え、来られた方たちと「東北へ想いを馳せること」を大切にしています。ほんの少しでも、東北のことを考えるきっかけをつくり、一人ひとりがわずかな瞬間でも想いを馳せる時間を積み上げていくことが、東北を忘れないことにつながると思います。そのようにして、社会で起きている問題に対して想いを馳せる瞬間を積み重ねていくことが、社会を変えていくことにつながると思います。

角地美桜(17)葛巻高校2年

居場所をつくりたい

同世代どうし、似た経験を持つ人どうしのコミュニティをつくり、お互いに話を聴き合うピアカウンセリングを行なっています。言葉で傷つけられたなら、言葉でその人を癒していきたい。自分が経験した中で持った願いです。ピアカウンセリングには資格がありません。いっしょに聴き方を学んだあと、日常生活の中で、すぐに適用できます。このようなことができる人が増えることで、やさしい社会を拡げていきたいと思っています。


菊池眞悠子(15)・小林舞(17)宮古高校1年・2年

宮古に元気と笑顔を

震災後、宮古から笑顔が減ったように感じました。また、公園に仮設住宅が建てられ、子どもたちが外で遊ぶことが少なくなり、子どもの声が聞こえなくなりました。震災前の宮古は、おじいちゃん・おばあちゃんから小さな子までがいっしょに笑う元気な街でした。その笑顔と元気を取り戻すために、世代を越えた交流の場を高校生がつくっていきたいと思っています。

武田彩(20)関西大学2年

大切な人の笑顔のために

大切な人の笑顔を守りたい。そのためには、その人にとって大切な人まで守ること。防災という切り口で活動を継続していくために、2015年3月に防災・支援団体「彩り」を設立しました。”食”をテーマにしたイベントを行なったり、東北ツアーを企画したりしながら、防災を考え、東北を想う場をつくっています。東北で出会った方の「継続して来てくれることがうれしい」という一言が心に残り、自分だけではなく、東北に来るきっかけをつくっていくことが大切だと思いました。また、東北に来て、”食”が人を励ましてきた様子を見てきました。非常時でもどうよく生きるか。食が守られていることは大切だと思っています。食を通して東北を感じる場をこれからもつくっていきます。


狐鼻若菜(19)長崎大学2年

愛を伝えたい

私は釜石で震災を経験し、その後、九州に引っ越しました。引っ越してから、震災のことを共有できる友だちがいないこと、九州では災害は起きないだろうという空気を感じることから、自分が経験したことを話すことができませんでした。しかし、災害に会ったときはどうしても生き抜いてほしい。環境が変わっても後悔しないように生きてほしい。という思いから、「愛を伝えるコンサート」「愛を伝える絵本」という「愛を伝えるプロジェクト」を始めました。コンサートではピアノ演奏を融合させ、自分の経験をもとにした震災のありのままの姿を伝えていきます。コンサート、絵本を通して、世界に向けて震災の姿と防災の大切さを発信していきます。


五十嵐有沙(20)宮城大学3年

未来のお母さん、お父さんたちへ

私はあることをきっかけに、生きる、という決断をしました。そのとき、自分ってなんだろう、など考えていました。子どものときから抱いていた想いを深く掘り下げていって行きついたのが、自分という存在を自分が認めること、そして、自分が女性であるということを受け入れることの大切さでした。そこから、自分がいつか母親になるという想いが生まれるのではと思いました。私たち学生にとって親になるということは未知のことであり、持っているイメージは偏っていると思います。そのイメージの偏りが少子化のひとつの原因ではないかと考えました。そこで、子育て中のママ・パパと将来親になる大学生が交流するイベントを開催し、今“親”である方たちから生の声を聞く場をつくります。これを通して、子育てに対して前向きな想いを持つことができたらと思います。


横山玖未子(20)立命館大学2年

おしゃれな減災笛を普及させたい

2015年1月17日、阪神大震災から20年。この日をきっかけに、私の中に、防災・減災に対する意識が強くなりました。神戸では、小中高校で防災について学んでいます。しかし、ほかの地域の人たちの話を聞くと、防災に関してあまりにも関心が薄く、今後起こることが予想される南海トラフ大地震に関しても準備がされていないことに不安を感じます。語り部の方の話で、災害に備えて準備しておいたほうがよいものの一つに、笛がありました。笛を携帯しましょう、と言ったところで、持つ人は少ないと思い、ファッションの一部として身につけられるおしゃれな笛を作り、若い年代から広めていくことを目指します。笛を携帯することで、防災・減災への意識を高め、行動にうつす人が増やしたいと思います。


吉浜知輝(16)宮古高校1年

高校生が宮古を盛り上げます

東日本大震災から半年くらい経ったころ、小さいときから習っていた太鼓の活動を再開しました。しかし、祭りに来る人の数も震災前より少なく、こんな状況の中で太鼓をやっていていいのか、と考えました。震災後、支援していただくことが多く、イベントも多く開催されました。そのような状況の中で、支援してもらって当たり前、という雰囲気を感じたので、震災から5年目を迎える2016年3月頃に、高校生主体のイベントを行ない、これからは、自分たちが(特に若い世代が)がんばる、という想いを全国に発信します。学校を越えた高校生の輪を拡げ、若い世代が動くことで街を盛り上げていきます。イベントでは、宮古で楽しまれてきた芸能のライブパフォーマンスをしてもらい、高校生が宮古をもっと知り、宮古が好き、という気持ちを引き出していきます。


小野寺眞人(17)気仙沼高校2年

気仙沼にGUTSを送ります

気仙沼の高校生が主体となって、音楽を通して、街を変えていきます。気仙沼では音楽に触れるチャンスが少なく、自由に音楽を楽しむ雰囲気がありません。その現状を変えるために、「GUTS FOR YOU!!」という団体を仲間と立ち上げました。「GUTS FESTIVAL~サブカルと学生、俺たちの意地~」という音楽イベントを企画し、音楽を一つのツールとして自己表現をする場をつくります。高校生が企画運営することで、まわりの若者に、自分でアイディアを考えるきっかけを持ってほしいし、動き始めるきっかけにしてもらいたいと思います。そのために、まず、仲間とともに情熱を共有し、持ち続け、それを出演者に伝えていきながら、自分が今思い描いている楽しい空間をいっしょにつくっていきます。音楽イベントははじめの一歩にしかすぎませんが、将来、気仙沼を音楽文化の中心地にしたいです。


三浦亜美(19)日本大学1年

気仙沼で「楽しい」を見つけられます

現在、気仙沼に限らず、多くの観光プログラムは鑑賞型です。そこで、体験型の観光プログラム「ロールプレイング気仙沼」を仲間と考え、始めました。気仙沼をもっと楽しく知ってもらうため、参加者に役割を与え、ミッションをクリアしながら、冒険感覚で街をまわってもらいます。このストーリーを作る際に、歴史や文化に関して地域の方たちにもいろいろ聞くことで、いろいろな方に関わっていただいています。そうやって気仙沼出身の大学生が地元で活動している姿を高校生に見せていきたいと思います。この活動は観光客のリピーターを増やすことがひとつの目的ですが、そのゴールを仲間とともに目指しながら、自分たちが気仙沼を楽しみ、その「楽しい」がまわりにも伝わっていき、「楽しい」「しあわせ」をこの地に増やしていきます。

阿部一樹(16)志津川高校2年

近くて、進学もできる、就職もできる、志津川高校を目指して

宮城県南三陸町にあるたった一校の高校、志津川高校は、高校自体も、地元の中学校からも、就職のための学校と思われがちです。そのため、進学したいという中学生は町外の高校に進学する傾向があり、生徒数も減ってきました。また、進学に関する情報が少なく、自分で集めなくてはなりません。進学をあきらめてしまった友だちもいますが、私は進学を目指しています。大学生と出会い、大学生に対するイメージが変わりました。学生という貴重な時間を使って、自分の可能性を引き出せると思います。大学生や専門学生を高校に呼ぶプロジェクトを考えました。学校の話、受験の話を直接学生の方から聞くことを通して、志津川高校のみんなにも、就職以外の選択肢にも関心が向けばいいな、と思っています。