2013年1月19日、東北ユースベンチャラー報告会+パネル発表会を開催しました。

2013年1月19日、国立オリンピック記念青少年総合センターにて、2012年秋に活動を開始した東北ユースベンチャラー中間報告会ならびに、新しい候補者3人のパネル発表会を開催しました。


アショカ東北ユースベンチャーとは、「東北の未来のために何かしたい」と考える若者(12歳〜20歳)のアイデアを実現するための支援を行うプログラムで、昨年から取り組みが始まりました。東北ユースベンチャーとして選出されたベンチャラーは、10万円のシードマネー及び社会人メンターからの戦略や財務の面でのアドバイスを受けられます。現在は10組のチームが、日々試行錯誤しながら活動を行っています。今回は8組による中間報告会と新たに加わる3組のチームが、それぞれの企画を発表しました。

ベンチャラーである山勢拓弥(19)中村隆宏(20)は、ボランティアと出会いの場を同時に提供することを目的とした「ボラコン」を企画し、活動を行なっています。これまで3回のボラコンを開催しましたが、共に思い通りにはいかず、失敗の連続だったと発表。しかし、「失敗から得るものが多くあり、まだまだ成長していきたい」と今後の活動について気持ちを新たにしました。

志田淳(20)は宮城県気仙沼でコミュニティーの再生から「被災地をスタイリッシュに」をコンセプトにした「Local Cross Market」を開催。良質な古着を被災地で販売することにより、被災地以外の若者が地元と交流する機会を作ることを目的としています。昨年12月に開催し、約100名の来場者が訪れ、多くの若者と地元の方々が交流しました。今後も定期的に開催し、最終的には「自分の店を気仙沼に持ちたい」と語ってくれました。

また、今回新たにベンチャラーとして認定された、津田絃那(20)高橋愛満(20)は、東北の物産を神戸で販売する活動を既に行なっています。利益のうち半分を、ミネラルウォーターとして福島県へ届け、もう半分は、新しい物産を仕入れる経費に充て、持続的に活動していく仕組みを構築中です。「大震災を経験した神戸の地では東北への想いが強いです。それを何とか繋ぎたかった」と発表しました。

矢野大地(20)は高知大学を休学し気仙沼で活動しています。その中で、「気仙沼の高校生は大学生と交流する時間がほとんどない」という問題意識を持ち、全国で復興支援活動を行なっている大学生との交流会を気仙沼市内で今後企画していきます。休学をし、被災地に入り活動をしている彼の想いが伝わり、ベンチャラーとして認定されました。

新しいベンチャラーとして認定された塚田耀太(19)は、10代による復興支援団体「Teen for 3.11」の代表として活動しています。東北へのツアーやフリーペーパーの発行やツアー企画など、東北に多くの高校生を送りこみ、今後も「高校生ができること」として、継続的な活動してくと発表しました。既に、全国に高校生ネットワークを作り、幅広い分野で「復興・ボランティア」について考え、行動しています。関東からのツアーへの参加者数は、のべ84人にのぼります。

今回の中間報告会、パネル発表会ではベンチャラー同士の交流が活発に行なわれ、実際に活動をしたものにしか分からない悩みや問題を、彼ら自身が話し合い、深めあう様子が非常に印象的でした。

アショカは今後も「東北のために何かしたい」という強い想いを持った若者をサポートし、若者のネットワーク作りを行なっていきます。

▽アショカ東北ユースベンチャー
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