ASHOKA TOHOKU YOUTH VENTURE PANEL ON JUNE 9 - 6月9日、東北ユースベンチャーパネル審査会を開催しました。

2013年6月9日に宮城県仙台市にある東北福祉大学にて、東北ユースベンチャーパネル審査会を開催しました。今回のパネリストとして東北福祉大学教授の和田明人様、弁護士の別府里佳子様、現ユースベンチャーラーの志田淳にご参加いただきました。

今回は東北ユースベンチャラー候補者6組がそれぞれの想いと企画を発表し、4組が新たにユースベンチャラーとして認定され、残りの2組が条件付きで認定を受けました。

金川綾華(20)はホットスポットから彼女の地元、北海道に避難されている方々も含め、北海道に済む人々を対象に「体感農場」というプロジェクトを提案。このプログラムでは自ら農業を体験することで食の安心、安全を体感してもらうことが目的となっています。多くの人に北海道をもう一つの故郷だと思ってもらえるようにやっていきたいと語りました。

太田佳奈(17)は被災地にいる現地の高校生と他地域出身の高校生が共にまわる「ツアー型キャンプ」を提案。現場を地元の高校生とまわることで他地域出身の高校生は一緒に被災地に潜む問題点を発見し、のちのワークショップで解決策について話し合う場を設けます。自分がどうやって復興に関わっていけるかを探り出す手伝いができればと彼女は考えています。

川村花菜恵(17)は地元、福島県新地町の特産品を使っておまんじゅうを作り、新地町の活性化を目指します。相馬市から避難されてきた方々を含め、新地町についての知識を持っている人が少ないことを懸念し、住民自らがおまんじゅう作りに参加することで人と人の繋がりも深まると彼女は考えます。

宮城県南三陸町出身の佐藤美南(16)震災前に志津川で行われていたお祭り、トコヤッサイコンテストを復活させるべく活動しています。仮設住宅にこもりがちな住民同士やボランティアの方々の交流を深めるキッカケにもなり、震災前のキラキラした南三陸を取り戻したいと彼女は考えます。

日本で唯一高校で防災科がある舞子高校出身の今井直人(20)は大学でのボランティアをする機会が少なかったため、繋という団体を始めました。東北に興味があるけど関わっていない人たちに関わるキッカケを与える、初東北訪問者限定のバスツアーを企画しています。

被災の経験を持つ菅原彩加(17)、佐久間楓(18)、佐藤慎(19)は被災地出身者以外の人たちの防災意識の低さを感じ、サミットや冊子を通じて防災意識の向上を目指しています。冊子では、被災地の声を生で届けることで後世にも震災についての知識をつけてほしいと考えています。


パネリストの審議の結果、川村と今井は熱意を感じ取れたものの、具体的なプランが不明瞭だったため、1ヶ月後に具体案の提出という条件付きでベンチャラーと認定されました。

今回の審査会では、すでにベンチャラー認定を受けた若者も参加し、彼らからの激励を受ける様子も伺えました。アショカ・ジャパンは今後も強い想いを持った若者を発見し、繋げることにより、よりインパクトのあるネットワークを構築していきます。

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