第二回:「Inclusive Business : Medical care to include the marginailzed / すべての人々に医療をもたらすインクルーシブ・ビジネス」 デヴィッド・グリーン(アメリカ/2001年フェロー選出)

デヴィッド・グリーン(アメリカ/2001年フェロー選出)

デヴィッド・グリーン氏は、これまでの先進国の人々だけを対象とする医療現場を変革し、最も貧しい人々に医療を行き渡らせるというミッションに基づき、大学院修了後の1983年から活動を続けている。視覚障害者の世界人口は約1億8000万人、その90%が途上国に住み、失明原因の70%前後が白内障である。グリーン氏は1992年、インド・マラヴィンド眼科病院と共同でAurolab社を設立し、貧困層が先進国の2%程度の治療費で白内障手術を受けられるスキームを確立した。アラヴィンド病院での受診者数は年間300万人にものぼり、70%以上の患者が無償、あるいは正規料金より安い金額で治療を受けることができる。2007年には白内障用眼内レンズ市場の8%を生産するまでに成長し、現在同様なスキームが、エジプト、グアテマラ、エルサルバドル、タンザニア、ケニア、マラウィ、バングラディシュなどでも導入される。

同じく2007年に安価な補聴器を流通させるConversion Sound社を設立し、2009年にはバングラディシュに眼科病院を設立したいというムハマド・ユヌス氏からの支援要請に応え、5軒のグラミン眼科病院の設立に尽力した。2001年にアショカ・フェローに選出される他、マッカーサー・フェロー、シュワブ財団SEOY、スピリット・オブ・ヘレンケラー賞などを受賞している。

公式HP : http://www.ashoka.org/node/3146

 

2012年3月10日(土)13:30〜15:30 東北大学片平キャンパス南総合研究棟2

2012年3月11日(日)14:00〜17:00 慶應義塾大学三田キャンパス東館GSEC Lab6F

 

外部リンク(Youtube)

 

掲載:英治出版