第一回:「小規模水力発電を通じたコミュニティ開発」 トリ・ムンプニ(インドネシア/2006年フェロー選出)

トリ・ムンプニ(インドネシア/2006年フェロー選出)

インドネシアでは、人口の約半分に当たる約1億500万人もの人々が電気の無い生活を余儀なくされている。天然資源のあふれるインドネシアでは、小型の水力発電が長年提案され実践されてきたにもかかわらず、政府が手掛けた小型発電は多くが失敗に終わってきた。この状況下で、トリ・ムンプニ氏が考案したのが「地域協力型」のスキームである。小型の水力発電を電気の無いコミュニティに持ち込み、住民は発電の設計や運営を担うだけでなく、余った電力販売権を持ち、売却によって得た収入でコミュニティのクリニックや学校の経費をまかなう。これまでにインドネシアの60地域で実施されてきた。このコミュニティ活性モデルには民間投資家も関心を集めている。2011年には「アジアのノーベル賞」と呼ばれるマグサイサイ賞(※)を受賞した。
※ 過去の受賞者は、マザー・テレサ、モハメド・ユヌス、緒方貞子、中村哲など。

公式HP : http://ibeka.netsains.net/

 

2011年11月9日(水)9:00〜12:00 関西学院大学G号館西宮上ヶ原キャンパス301号室

2011年11月12日(土)14:00〜17:00 東京大学本郷キャンパス福武ホール


外部リンク(Youtube)

 

掲載:英治出版